ドイツのプロ・トップリーグ。2006年ワールドカップのために新設・改築された巨大スタジアムを舞台に、世界のサッカーリーグで最多の平均観客数を誇る。西ヨーロッパのサッカー大国のプロリーグとしては最も遅く1963年に誕生したが、70年代にはバイエルン・ミュンヘンの活躍などで世界最高レベルのリーグと言われた。クラブ組織が公益法人のため世界のスターを獲得する競争には遅れぎみだったが、好調な観客動員や放映権販売でイングランド、イタリア、スペインと並ぶヨーロッパの4大リーグの一つに挙げられ、2013年にはバイエルン・ミュンヘンとボルシア・ドルトムントがそろってUEFAチャンピオンズリーグ決勝に進出したことから、再び「世界最高レベル」と言われるようになった。10年から12年にかけてボルシア・ドルトムントに在籍し、2連覇に導いた香川真司(12年夏にイングランドのマンチェスター・ユナイテッドに移籍)の活躍以来、日本人選手の評価が高まり、10人を超す日本人選手が活躍している。