国際サッカー連盟(FIFA)とフランスのサッカー専門誌「フランス・フットボール」が共同で主催し、毎年表彰される「世界年間最優秀選手賞」。「フランス・フットボール」は1956年以来ヨーロッパの年間最優秀選手を選出し、受賞者にボールをかたどった黄金のトロフィーを贈呈していたため「バロンドール(黄金のボール)」と呼ばれてきた。一方、FIFAも91年に独自に「世界年間最優秀選手」を選出し、表彰してきた。2010年に両者が合意して一緒に選出することになり、その第1回受賞者はリオネル・メッシ(アルゼンチン)となった。メッシは11年、12年にも受賞、09年のFIFA世界年間最優秀選手から4年連続の栄冠となった。13年、14年にはクリスチアーノ・ロナウド(ポルトガル)が連続受賞している。