Jリーグ規約第42条(最強のチームによる試合参加)に示された「Jクラブは、その時点における最強のチーム(ベストメンバー)をもって前条の試合に臨まなければならない」という規定。2000年にナビスコカップで直前のJリーグ戦と大幅に違うメンバーを出したチームが出て大きな問題になったが、具体的な基準が示されていなかったため制裁ができず、Jリーグは「補足基準」を制定して基準を明確にした。ときに過密日程が不可避な現在のJリーグでは、「ターンオーバー(メンバーの入れ替え)が必要」と、この規定の廃止を求める声も高くなっている。同じような規定はイングランドのプレミアリーグにもあるが、こちらには明確な基準はなく、「常識」で判断されている。