1860年から始まった世界最古のゴルフ競技会。R&A(全英ゴルフ協会)が主催し、5年ごとにセント・アンドリュースのオールド・コースで開催するほか、八つのシーサイドリンクス(海岸沿いの砂丘コース)を巡回している。過去の優勝者(65歳まで)、世界ランキング上位50人、日本を含む7地区からの予選会を勝ち抜いた選手が集まり、7月下旬に競技が行われる。リンクスの硬いフェアウエーと強い風にどう立ち向かうかが勝利へのポイントとなり、グリーン50ヤード手前から、パターを使う選手も少なくない。ゴルフ殿堂入りしている青木功は、大会前に日本の河川敷で調整していた。