クロスカントリースキーとライフル射撃(→「射撃」)を組み合わせ、タイムを争う競技。「バイ」は2、「アスロン」は競技の意。ヨーロッパ山岳地方での狩猟がルーツ。ライフル銃を担いで滑り、途中に設けられた射撃地点で50m先の標的5個を打ち抜く。腹ばいで撃つ伏射と立った状態の立射を交互に行う。外した場合は走行タイムが加算されるか、ペナルティーコースを走る。オリンピックでは通常の距離別のほか、一斉にスタートするマススタート、短距離のスプリント、スプリントのタイム順にスタートするパシュート(追い抜き)、4人1組で競うリレーがある。