フィギュアスケートで、6種類あるジャンプの一つ。最も難易度が高いとされ、他のジャンプより基礎点が高い。唯一、前向きに踏み切り後ろ向きに着氷するため、半回転多くなり「~回転半ジャンプ」とも呼ばれる。1882年にノルウェーのアクセル・パウルゼン(Axel Paulsen)が初めてあみ出したといわれる。国際公式戦のトリプル・アクセル(3回転半ジャンプ)は、1978年にカナダ男子のヴァーン・テイラー(Vern Taylor)が世界選手権で初めて成功。女子では88年のNHK杯で伊藤みどりが成功したのが初めて。これを武器とする浅田真央の代名詞ともなっている。ジャンプはほかにトーループ、サルコー、ループ、フリップ、ルッツがある。