インディ500を中核として構成されるフォーミュラカーのシリーズ。1996年に発足したIRL(Indy Racing League)が運営主体となって、アメリカ各地のオーバルコース(楕円形のレースコース)のサーキットを中心にレースを開催。F1と同じように、シリーズの総合ポイントでチャンピオンを決定する。2003年には日本に進出、栃木県のツインリンクもてぎがシリーズに組み込まれたが、11年で終了した。05年にはロードコースでのレースも初めて実施した。ホンダがエンジンを供給し、日本人ドライバーの松浦孝亮や武藤英紀、女性ドライバーのダニカ・パトリックなどが注目を集めた。12年から佐藤琢磨がフル参戦し、13年の第3戦で日本人選手として初の優勝を果たした。