オクタゴンと呼ばれる、金網に囲まれた八角形のリングで行われるアメリカの総合格闘技のイベント。1993年11月12日、アメリカのコロラド州デンバーで第1回大会が開催され、目突き、金的攻撃、かみ付く行為以外はすべて許されるという“何でもあり”のルールで世界中にセンセーションを巻き起こした。当初は素手、頭突きあり、無差別級のさながら決闘のようなスタイルで行われていたが、徐々にルールが整備されて階級別の格闘スポーツとなる。93年から2000年まではSEG社が運営していたが、01年以降はズッファ社が運営にあたり、若者を中心に大ブームを巻き起こした。ズッファ社のオーナーであるカジノ王ロレンゾ・フェティータは、日本の総合格闘技イベントPRIDEを07年に買収した。