打撃、投げ、絞め、関節技など、あらゆる格闘技術を用いて戦う、攻撃手段の制限の少ない格闘技。日本においては初代タイガーマスクとして知られる佐山サトルがシューティング(現・修斗)として始めたが、それ以前にブラジルにおいてバーリトゥード(ポルトガル語ですべてが有効の意)の名で存在していた。ブラジル人のホリオン・グレイシーがディレクターを務め、1993年11月に第1回大会が開催されたUFCがきっかけとなり、アメリカと日本を中心に世界中で爆発的に普及。特にプロ格闘技イベントとして97年10月に日本で旗揚げされたPRIDEは総合格闘技ブームを巻き起こした。