自分の体と相手の体を上下に入れ替える柔術の技。総合格闘技の試合でも用いられるため、テレビ中継などで実況アナウンサーが用語として使い始めて一般化した。自分が仰向けになっている状態で、クロスガード(相手の胴に両足を巻きつけた状態)やハーフガード(相手のいずれかの足を自分の足で挟んだ状態)など足を相手に向けた状態からの返し技のことをいい、抑え込みやマウントポジション(相手が馬乗りになった状態)から上下を入れ替えた場合はスイープとは言わない。上下の体勢を入れ替えることをスイープも含めてリバーサルと総称する。柔術の試合では2ポイントが与えられる重要な技で、小さな選手でも大きな選手を引っ繰り返すことが出来る。