打撃技のない、関節技や絞め技を中心とした寝技で勝敗が争われる競技の総称。競技者をグラップラーという。サブミッションレスリングと呼ばれることもある。また、ブラジリアン柔術やレスリングも含めた組み技系格闘技の総称として使われる場合もある。大会によってルールやポイントの付け方が微妙に違うが、基本的にはスタンドの状態から始まり、タックルや投げなどで寝技になったら関節技や絞め技、抑え込みや有利なポジションの奪い合いなどが行われるのが主な試合の流れ。2年に1回開催されるADCC世界サブミッション・ファイティング選手権はグラップリングの世界大会という位置づけで、世界中からプロ・アマ問わず選手が参加。日本でも2006年にADCCジャパンが正式発足した。