ユニホーム(ジャケット、ズボン、グローブ、ソックス、シューズ)とマスクを着用し、片手で持った剣で互いに突いたり斬ったりしてポイントを争う西洋流の剣術。競技者はピストと呼ばれる幅1.5mから2m、長さ14mの演台の上に4mの距離をおいて構え、試合を開始する。中世の騎士たちによる剣技が原型とされ、19世紀末にヨーロッパ各地で競技として発展した。国際フェンシング連盟(FIE ; Fdration Internationale d'Escrime 仏)が統括し、競技は剣の種類によってフルーレ、エペ、サーブルの3種目に別れる。1936年よりエペ種目に電気審判器が導入され、現在ではすべての公式競技に導入。フルーレとエペは剣先、サーブルは剣の刀身がセンサーとなっており、相手に触れると審判器が光りポイントの対象となる。