フェンシングの種目。突きのみで戦う。有効面は胴体部分だけで、頭、腕、脚を突いても得点にならない。試合では金属繊維のジャケットを着用し、有効面を突くと色ランプ、無効面は白ランプが点灯する。先に腕を伸ばして攻撃を仕掛けた選手に攻撃権が発生し、相手はその攻撃を防ぎきることで初めて攻撃権を得る。剣の断面は長方形で、重量500g以下、長さ110cm以下。主要大会では予選が3分5ポイント先取、決勝トーナメントが3分×3ラウンド15ポイント先取で争われる。2008年北京オリンピックでは、太田雄貴が日本フェンシング史上初めてのメダルとなる銀メダルを獲得した。