中国で生まれた中国武術である太極拳をもとにしたスポーツ。中国および国際的には武術(ウーシュー)と呼ばれている。アジア競技大会では1990年の北京大会から正式競技として実施。主に空手でいうところの型の完成度を競う競技であるが、国際競技団体である国際武術連盟では空手でいうところの組手競技を散手(正式名称)として試合を行う。散打とも呼ばれ、アジア武術選手権大会種目であり、ワールドカップも開催。台の上で試合を行い、2分3R(ラウンド)制で、取ったラウンド数で上回るかKO(ノックアウト)で勝敗が決せられる。一方的な試合内容によるジャッジのストップ、あるいは試合中に合計3度または1R中に2度ダウンを奪う、1R中に2度相手を台から落とすとKOになる。