長靴をはいて行うアイスホッケー。1978年に北海道釧路町で始まった。その後、東北、関東、九州地方にまで普及し、2005年2月には初の全日本選手権が開催された。1チーム8人で、1試合は5分ハーフの10分。ヘルメット、手袋、ひじあて、ひざあてを着用し、パックの代わりにウレタン、スポンジ製など柔らかく破裂しないボールを使用する。ペナルティーやオフサイドなどのルールは、ほぼアイスホッケーと同じだが、スケートと比べると長靴はスピード感が格段に落ちるため、幅広い年代が楽しめる。秋田県や関東では毎年リーグ戦が実施されている。似た競技で運動靴とブルーム(ほうき)でのアイスホッケー、ブルームボールもある。