[一言で解説]

裁判員候補者名簿から、事件ごとに実際に呼び出す裁判員候補者をくじで決めた後で、それを裁判員候補者に知らせる書面。出頭する日時・場所・職務従事予定期間などが書かれてある。呼び出される日の8～6週間前に届けられる。

[詳しく解説]

裁判員が参加する事件が起訴され、第１回公判期日が決まった後で、裁判所は、裁判員を選ぶために、裁判員候補者の中から、くじで、実際に呼び出す裁判員候補者（50～100人程度）を決め、決まった人あてに呼出状を送ります。何月何日何時に、どこどこ裁判所のどこに来てください、という趣旨のことが書かれてある書面です。2カ月弱の間に、出頭に向けてスケジュール調整をすることになります。裁判員として働いてもらう期間（職務従事予定期間）や、正当な理由がなく呼び出しに応じなければ10万円以下の過料に処せられることなども書かれてあります。

（関連項目）
→公判期日