[一言で解説]
裁判を通じて、事実関係や法律関係を取り調べて明らかにすること。
[詳しく解説]
法廷では、裁判官・裁判員は、証人の供述を聞いたり、当事者が提出した証拠を見聞きしながら、本当に被告人が犯罪を行ったかどうか、また、行ったとしたらどのくらいの刑にするのが妥当かということについて、心証を形成(事実がどうだったのかを徐々に判断していくこと)していきます。こうして事実関係や法律関係を明らかにしていくことを、審理といいます。裁判員裁判で裁判員が行う仕事は、この審理と、判決前に非公開で開かれる評議が主なものです。
(関連項目)
→評議