よいことでも悪いことでも、一度ことが起こると、続いて二度、三度とあるものだ。よいことならもう一度と期待するし、悪いことなら怪我(けが)を少なくしようと注意すればよいのである。
〔類〕ある事きっと/一度ある事は二度ある/一災起これば二災起こる
〔対〕一度は習慣にならぬ/柳の下にいつも泥鰌はおらぬ
〔会〕「なんの電話だ」「いや、まいった。朝っぱらから客からの苦情だったよ」「気をつけろよ。朝ある事は晩にもあるっていうからな」