怒りにふるえて挙げた拳も、笑顔の相手にはやり場がなくなる。何事も笑顔で接することがたいせつであるという教訓。
〔類〕尾を振る犬は叩かれず/柔よく剛を制す/握れる拳笑(え)める面(おもて)に当たらず
〔出〕五灯会元(ごとうえげん)
〔会〕「何を言われても、穏やかにね」「自信がないなあ」「社長だって、誠意を見せれば許してくれるさ」「そうかなあ」「怒れる拳(こぶし)笑顔に当たらず。元気出せ」