かくたることもしないうちに生涯を過ごすこと。なんとなく日々を送るうちに30代は過ぎ、40代になって慌てたが時すでに遅し、ということにならぬよう注意せよという教訓。
〔類〕光陰矢の如し
〔対〕三十の尻括(しりくく)り
〔会〕「うかうか三十きょろきょろ四十といってな、仕事でも勉強でも若いうちにしっかりやっとかんと、あとできっと後悔するぞ」「よく分かりました。やはり体験にもとづく教訓は説得力がありますね」