(「閑古鳥」は「郭公(かっこう)」のこと) 静かな山里の情景を表すところから、貧しくて寂しい様子をいい、また、商売などの波に乗らずはやらない様子をいう。
〔類〕閑古鳥が歌う/門前雀羅を張る
〔対〕門前市を成す
〔出〕合巻(ごうかん)・鯨帯博多合三国(くじらおびはかたとみくに)
〔会〕「なんだ、だれも客がいないじゃないか」「新しいスーパーができてから、毎日閑古鳥が鳴いてるんですよ」「何を言ってるんだ。安売りでもなんでもやって景気をつけろよ」