(米粒を一つ一つ勘定して飯をたく意味から) つまらないことにいちいち細かく気を使う人をいい、また物惜しみすることにたとえる。
〔類〕けちん坊の柿の種/吝ん坊の柿の種
〔出〕荘子(そうじ)
〔会〕「あたしの彼、2枚重ねのティッシュペーパーを1枚ずつ使うぐらいのけち。何にでも細かいの」「米を数えて炊(かし)ぐような人ね。でも、そういう人のほうが意外と頼もしいものよ」