(山椒の実は小さくても、舌を刺すように辛いところから) 身体は小さくても気性が鋭く、優れた才能があって侮れないことをいう。
〔類〕小さくとも針は呑(の)まれぬ/細くても針は呑めぬ
〔対〕独活の大木/大きな大根辛くなし
〔出〕俳諧(はいかい)・毛吹草(けふきぐさ)
〔会〕「私を使ってください」「背が足りないな」「山椒(さんしょう)は小粒でもぴりりと辛いというでしょ、頑張りますから」「ウルトラマンのぬいぐるみは身長制限があるの。きみが入ると、しぼんじゃうからだめ」