音楽を演奏する技術は同等だが、演奏された曲目のニュアンスが異なることをいう。転じて、詩も散文の技法は同じでも、その内容や趣がいくぶん異なっていることにたとえる。
〔類〕異曲同工/大同小異
〔出〕韓愈(かんゆ)
〔会〕「このキャッチフレーズは、どこかで聞いた覚えがあるなあ」「いま流行のだじゃれ路線で考えてみました」「それじゃまるで同工異曲じゃないか。だめだめ。別の案を考えてくれたまえ」