承知か不承知かは、相手の目顔で分かることをいう。恋の思いが通じるかどうかを、相手の返事を言葉で聞かなければ分からないようなことでは、とても望みはないと覚悟しなければなるまい。
〔類〕目は口ほどに物を言う
〔出〕譬喩尽(ひゆづくし)
〔会〕「おい、彼女からプロポーズの返事もらったのか」「いや、成ると成らぬは目元で知れるってね、言葉はなくても彼女の目を見れば分かるさ」「それでどうなんだ」「答えは、ノーさ」