(酒の容器である瓢箪から馬が飛び出すことから) 冗談で言ったことが、事実になることのたとえ。思いもよらぬことや、ありえないことが起こることをいう。
〔類〕嘘から出た実/灰吹(はいふき)から蛇(じゃ)が出る
〔対〕瓢箪から駒も出でず
〔出〕俳諧(はいかい)・毛吹草(けふきぐさ)
〔会〕「引っ越しするんだって」「そうなんだ。たまたま申し込んでた区営住宅の抽選に当たったのさ。千倍以上の倍率だったんだぜ」「瓢箪(ひょうたん)から駒(こま)が出たな。子供ができて手狭になってたところだったもんな」