取り返しがつかないことを後悔するたとえ。自分で臍を噛もうとしても、及ばないことからいう。
〔類〕後悔と槍持(やりも)ちは先に立たず/転ばぬ先の杖/先立たぬ悔い/死んでからの医者話
〔出〕春秋左氏伝(しゅんじゅうさしでん)
〔会〕「あのとき、彼女にプロポーズしておけばなあ」「30過ぎての男やもめは避けられたのになあ」「まったくおれの人生、臍(ほぞ)を噛(か)むことばかりだよ」