せっかく仏像を制作しても、その仏に魂を入れなくては、ただの木や土や石にすぎない。もっともだいじなことを、おろそかにすることをいう。
〔類〕画竜点睛(がりょうてんせい)を欠く/九仞の功を一簣に虧く/仏作って開眼せず
〔出〕譬喩尽(ひゆづくし)
〔会〕「駐車場見つけたよ」「で、車はどうなんだ」「それはまだだ」「なんだ、それじゃ仏作って魂入れずじゃないか」