とくに習ったわけではないが、他人のしぐさを見ているうちに、自然に習い覚えて、自分でもできるようになることをいう。
〔類〕智者(ちしゃ)の辺(ほとり)の童(わらべ)は習わぬ経を読む/見るを見真似/門前の小僧習わぬ経を読む
〔出〕滑稽本(こっけいぼん)・浮世風呂(うきよぶろ)
〔会〕「おや、テニスもなかなかやりますね。いったい、だれに教わったんですか」「いやあ、人が練習しているのを見よう見真似(みまね)で覚えたんですよ」