頭の回転が早くて素早いことをいい、万事に抜け目のないことにたとえる。
〔類〕一を聞いて十を知る/目から入って鼻へ出る
〔対〕十を聞いて一を知る
〔出〕浄瑠璃(じょうるり)・新版歌祭文(しんぱんうたざいもん)
〔会〕「私、英語の後期テストはバッチリよ」「どうして」「だって、小林先生の問題は毎年同じだって聞いたから、先輩から去年の問題用紙もらったのよ」「あんたって目から鼻へ抜けるように要領がいいわね」