まだもうけて利益が出ていないのに、あれこれと計画を立てることをいう。不確実なことに夢を託して、自分に有利な期待をかけることにたとえる。
〔類〕生まれぬ先の襁褓(むつき)定め/捕らぬ狸の皮算用
〔会〕「今年はうちの会社、臨時ボーナスが出るらしいんだ。だから、それをあてにしてバイク買っちゃった」「おいおい、いいのかい、そんなことして。儲(もう)けぬ前の胸算用(むなざんよう)だろ」