(「竜馬」は、優れた駿足(しゅんそく)の馬) ずば抜けて優れている馬でも、つまずくことがあるというたとえ。
〔類〕麒麟(きりん)の躓き/弘法(こうぼう)も筆の誤り/千里の馬もけつまずき/千慮の一失/竜の駒(こま)にも蹴躓(けつまず)き
〔会〕「ああ、プライドがずたずただ」「どうした」「連戦連勝を誇ってきたおれにも口説き落とせなかった女がいた。こういうのを竜馬の躓(つまず)きというのか」「さあねえ」