身にふりかかった災難をうまく利用して、幸せの種になるようにくふうすることをいう。悪いことが起こると2度と失敗しまいと考えるから、かえって幸せになれるたとえ。
〔類〕失敗は成功の母/七転び八起き
〔出〕戦国策(せんごくさく)
〔会〕「会社をけんかして辞めて、仕方がないから一人でできる商売をって、この仕事を始めたんです」「それで大成功ですか。禍を転じて福と為(な)すですね」