仏教の言葉で、よい行いも悪い行いも、それぞれ因縁によって、それなりに見合った報いがあるという意味。しかし、現在では、悪い行いに対しては悪い報いがあるという意味で使われることが多い。「因果」は、原因と結果のこと。
〔例〕「飲む、打つ、買うの三調子。事業が失敗したのも因果応報だよ」とか、「遊びほうけて落第するなんて因果応報だ」などのように使う。
〔類〕悪因悪果(あくいんあっか)/善因善果(ぜんいんぜんか)