国際会計基準審議会(IASB)によって提唱された、財務報告における定性情報のこと。アメリカにおけるMD&AやイギリスにおけるOFR(operating and financial review)に該当する。2005年10月にIASB が発行した討議文書から議論がはじまっている。その討議文書においては、企業および活動環境の文脈で財務諸表の情報を追加する際にはMCへの記載を、財務諸表の理解に不可欠な要素であれば注記に記載するよう提案されている。IASBは、IFRS財務諸表に付随するMCの表示のための拘束力のないフレームワークとして、10年12月に実務ステートメントを公表している。