デジタルカメラ、PDA(携帯情報端末)、携帯デジタル音楽プレーヤー、携帯電話、電子辞書、パソコンなどのデジタル機器で情報の書き込み、読み出しに利用する半導体のフラッシュメモリーを内蔵した小型記録媒体。2010年までに128MB(メガバイト)から64GB(ギガバイト)の記録容量を持つ製品が出ている。複数の規格があるため、互換性のないのが難点。ソニーのメモリースティック(1998年登場)と、松下電器産業、東芝、アメリカのサンディスク主導のSDメモリーカード(Secure Digital、2000年登場)、オリンパス、富士写真フイルムのxDピクチャーカード(02年登場)などの陣営が小型・薄型化、大容量化、高速化の競争にしのぎを削っている。