LTEやLTE-Advanced(→「LTE-A」)といった第4世代無線通信技術(4G)に続く、第5世代無線通信方式を指す。無線通信システムの国際標準化プロジェクトである3GPPで標準化の検討が進められており、2020年までに標準化が完了する予定となっている。既に、韓国の通信事業者であるKTは18年に開催される平昌冬季オリンピックで世界初の5Gサービスを提供する予定となっている。また、日本では、NTTドコモが20年に5Gサービスを開始すると発表している。5Gでは、低遅延(要求情報が送られてくるまでの時間の遅れが少ないこと)や大容量の無線通信が必要とされる4K・8K映像、自動運転車などのIoT関連機器やサービスに対応できる無線通信環境が提供できる予定。