2012年8月10日に韓国の李明博大統領が竹島に上陸し、さらに同月14日に日本の朝鮮半島植民地支配について天皇に謝罪を要求する発言をしたことを受けて、同月24日に衆議院で、29日に参議院で、それぞれ同様の決議を可決した。竹島については「不法占拠を韓国が一刻も早く停止させることを強く求める」、天皇謝罪要求については「友好国の国家元首の発言として極めて非礼で決して容認できない」と抗議した。同時に、中国人活動家による尖閣諸島・魚釣島への上陸を非難する決議も可決した。民主党・自民党・みんなの党が提出し、公明党と国民の生活が第一が賛成、共産党・社民党・新党大地などが反対した。竹島に関する国会決議としては、1953年以来59年ぶり。(→「竹島問題」)