内閣官房に置かれ、首相の諮問に答え、意見を述べる一般職の非常勤の公務員。「内閣官房に参与を置く規則」(1987年11月7日総理大臣決定)によって設置することとなった。任期や人数については特に定めがない。通常は、専門的知識をもった民間人が任命されることが多い。ちなみに、第2次安倍内閣では以下の11人が任命されている(2013年9月現在)。飯島勲(元首相秘書官、北朝鮮・政策運営)、丹呉泰健(元財務次官、財政・社会保障)、浜田宏一(エール大学名誉教授、国際金融・消費税)、藤井聡(京都大学教授、国土強靭)、本田悦朗(静岡県立大学教授、金融政策・消費税)、宗像紀夫(元名古屋高検検事長、国民生活の安心安全)、谷内正太郎(元外務次官、外交・安全保障)、峰久幸義(元国土交通・復興次官、震災復興)、吉村泰典(少子化対策・子育て支援)、堺屋太一(作家、成長戦略)、平田竹男(早稲田大学教授、スポーツ・健康)。