1978年に安全保障理事会(安保理)決議425および426によって設立された国連平和維持活動(PKO)。イスラエル軍のレバノン南部からの撤退確認、国際の平和と安全の回復、およびレバノンの主権回復の援助を目的に活動している。当初の設置期間は2006年7月までだったが、レバノン情勢の悪化を受けて、07年8月31日、さらに08年8月31日までの延長が承認された。延長にともないUNIFILの目的と規模も拡大され、ヒズボラとイスラエル政府との間の停戦監視を主たる任務として、13年1月31日現在、1万389人の軍事要員が展開されている。