安倍晋三内閣(第2次)が経済再生と並んで最重要課題に挙げている教育再生に向けて教育改革を推進するために2013年1月15日の閣議決定により設置された。内閣総理大臣、内閣官房長官、文部科学大臣、及び有識者により構成され、内閣総理大臣が開催し、必要に応じて関係者の出席を求めることができることになっている。有識者委員は15人で、座長を務める早稲田大学総長・鎌田薫も含めて大学教員が4人、現知事・前知事が3人、産業界3人、教育界3人(三鷹市教育委員会委員長、私立高校校長、全日本教職員連盟委員長)、及びスポーツ・教育コメンテーター1人と作家の曽野綾子となっているが、例えば、これまでの臨時教育審議会や教育改革国民会議とは違って、国家主義的な考え方や経済活性化への関心の強い委員が多く、思想的な偏りが目立つ。