所得税の計算は、所得を利子、配当、不動産、事業、給与、退職、山林、譲渡、一時、雑の10種類に分類する。所得は収入から必要経費を控除して求める。このうち、利子、退職、山林、土地・建物の譲渡などは分離して課税し、残りの所得を合計する。これが総所得金額。総所得金額から所得控除額を控除して課税所得金額を求める。課税所得金額に税率を掛けて所得税を求め、この金額から税額控除額、源泉徴収税額を控除すると納付すべき所得税額になる。2013年度の税制改正で、税率について課税所得が4000万円を超える部分については40%を45%にアップし、15年分から適用している。