アメリカのグーグル(Google)が2012年にネコを認識するコンピューターの開発に成功したと発表した。ネコと他のものとを区別して認識できるコンピューターは既に存在するが、この発明の新しさは、人間がコンピューターにネコの概念をあらかじめ教えなくても、コンピューター自身が自動的にネコを認識できるようになったことである。これは、人工知能研究における機械学習と呼ばれる分野の成果。すなわち、自ら認識して考えて行動するコンピューター(ロボット)の実現にさらに近づいたと言える。ちなみにコンピューターにはネコの動画を1週間程度見続けさせたという。