インドの静止軌道打ち上げ用ロケットであるGSLVシリーズの最新型。GSLV Mark 1~2と設計上の関係はなく、全く新たに設計されたロケットである。打ち上げ能力は、静止トランスファー軌道へ4トンあり、日本のH-2Aとほぼ同じ能力を持つ。大型の固体ロケットブースターを2本装着するというところもH-2Aと似ているが、第1段にヒドラジン系の推進剤を使用し、第2段はインド国産の液体酸素・液体水素エンジンを使用する。2014年12月に第2段がダミー状態の初号機の打ち上げに成功した。第2段用エンジンの開発が遅れており、完全な状態での運用は17年以降を予定している。