JAXA(宇宙航空研究開発機構)の地球観測衛星。日本語正式名称は第1期水循環変動観測衛星。JAXAの地球観測計画地球環境変動観測ミッション(GCOM ; Global Change Observation Mission)の最初の衛星で、降水量、水蒸気量、海上の風速、海水温度、土壌含水量、積雪など地球全体の水循環に関する量を観測することを目的としている。2012年5月18日に、三菱重工が商業打ち上げで受注した高分解能地球観測衛星アリラン3号(KOMPSAT-3)と同時に、H-2Aロケット21号機で打ち上げられた。
衛星名称に「第1期」とあるように、GCOMはその後も後継衛星の開発と打ち上げを実施し、長期的かつ継続的に地球環境に関するデータを取得することになっている。