エアバスの最初の旅客機の正式な名称は「A300B」であった。数字の部分はこの機種が目指していた客席数を示すが、実際には250席に変更されたことから、小型化を意味する「B」が追加された。以後は300番台の数字が用いられており、新型機ほど数字が大きくなっている。胴体長の変更や、標準航続距離の延伸などでサブタイプがあるのは、ボーイングと同じ(→「ボーイング旅客機の名称」)。現在のエアバス旅客機の製品群は次の通り。
(1)短・中距離機(単通路)…エアバスA318/319/319neo/320
(2)中型中距離機(2通路)…エアバスA330-200/-300/A340-200/-300/-400/-500/-600
(3)中型長距離機(2通路)…エアバスA 350-800/-900/-1000
(4)超大型機…エアバスA380-800