コンピューターや通信機器などの情報処理装置間や素子間を、光通信技術を用いて接続し、大量のデータを高速でやりとりする技術。光配線とも呼ばれる。従来の電気信号による接続に比べ、配線における信号の損失や遅延、配線間のクロストーク(漏話)を大幅に低減できる。装置間やボード間の光インターコネクションはすでに普及が進んでおり、LSIチップ間やチップ内を結ぶチップ間光インターコネクション、チップ内光インターコネクション技術の研究開発が進んでいる。装置間やボード間の接続には光ファイバーが用いられるのに対し、チップ間やチップ内の接続には光導波路が用いられる。シリコンフォトニクス技術によって微細な光導波路が作り込まれた光配線回路も開発されている。