圧力を検知するセンサー。一般的な圧力センサーは気体や液体の圧力を感圧素子で計測し、電気信号に変換して出力する。膜の変形として検出する方法には静電容量の変化やひずみセンサーを使う。静電容量型圧力センサーは、固定極と圧力によって変形する可動極を対向させたコンデンサーの静電容量変化を電気信号に変換する。半導体ピエゾ抵抗を用いた圧力センサーは、変形する膜表面に半導体ひずみセンサーを形成し、ピエゾ抵抗効果による電気抵抗の変化を電気信号に変換する。その他に振動子の共振変化で気圧を検出する圧力センサー、真空領域で使われる電離真空計などもある。圧力の単位は、気象の気圧や真空度、血圧、タイヤ圧など分野によって異なり、パスカル(pa)、バール(bar)、気圧(atm)、トル(Torr)、psiなどが使われている。