メガワット(MW)級かそれ以上の発電能力がある大規模太陽光発電を指し、一般に家庭の屋根に設置される小規模の太陽光発電設備と区別して呼ばれている。なお、公共施設や工場の屋根などにも1MWを超える発電施設が建設され、そういった施設もメガソーラーと呼ばれることがあり、実際の基準はあいまいである。火力発電所や原子力発電所に比べて燃料を使わずに発電できる、メンテナンスが容易、小規模分散型で立地制約が小さいなどの利点から、一般企業や地方自治体の発電技術として建設が増加している。できるだけ安価に設置するために、遊休地や公有地を活用して土地代の負担を軽減する工夫もある。特に、2012年に始まった再生可能エネルギー固定価格買い取り制度によって、普及が急速に進んでいる。