2009年8月31日から9月4日にかけてジュネーブで開かれた、気候に関する第3回目の国際会議。気候関連の研究者の発表と同時に、全世界の気象機関の長が参加する政府高官の会議も開かれた。第1回の会議ではIPCC(気候変動に関する政府間パネル)の発足を、第2回の会議ではGCOS(全球気候観測システム)と呼ばれる全球的な観測網を提案した。第3回は、地球温暖化に対する適応策に関して世界の興味が集まっている状況を反映し、気候情報の社会への還元の基盤づくりとして「GFCS ; Global Framework for Climate Services 気候サービスのための世界的枠組み」を提案した。